2006.08.30 23:25

「東京文化会館バックステージツアー」

「公演カレンダー」に、東京文化会館のバックステージツアーの情報を載せました。

東京文化会館のバックステージツアーは、しばらく前までは、無料だったのですが(私が行った時は葉書を出して抽選でした)、人気が高いせいか、今回は有料の500円。保険料も含んでますので、決して高い値段設定ではないと思います。

今回はオペラ・バレエバージョンとオーケストラバージョンの2コースがあって、オーケストラバージョンはオケの生演奏付き。オペラ・バレエバージョンはカーテンコール体験などができるそうです(舞台セットは無し)。

2006.08.29 23:48

『バレリーナへの道』64号

『バレリーナへの道』最新号が届きました。
(Amazonにはまだ出ていないので、店頭に並ぶのは数日先でしょうか。)

定番の留学体験記等に加え、今回は「日本で活躍する外国人ダンサー」特集。
登場するのは以下の方々。

・陳鳳景(谷桃子バレエ団)
・スチュアート・キャシディ(Kバレエカンパニー)
・マイレン・トレウバエフ(新国立劇場バレエ団)
・セルゲイ・サボチェンコ(NBAバレエ団)
・キム・ボヨン(東京シティ・バレエ団)

今回、一番驚いたのは、マイレンくんが日本に来たのは、日本人と結婚したからというくだり。ご結婚されていたのですか。2才の息子さんもいるそうです。

サボチェンコさんも、去年の9月に日本人と結婚したそうで、いつか2人でスタジオを開きたいとのこと。

来日1年数ヶ月で、インタビュアーを達者な日本語で驚かせたのは、キム・ボヨンさん。毎日5時間ほど、日本語を勉強したそうです。

陳鳳景さん、すみません、ずーっと、風景さんだと思っていました。
あとで、「公演カレンダー」の記述を直します。
(たくさんあるから、けっこう大変。)


久し振りの『バレリーナへの道』別冊(65号)が9月末に発行予定です。
タイトルは「バレリーナ谷桃子の軌跡」。

「舞台写真満載でお贈りする谷桃子の足跡」だそうです。
『バレリーナへの道』は、インタビューもたっぷり読ませてくれるので、これは非常に楽しみです。

通常号(66号)は、11月に発売予定。

2006.08.27 23:45

『チケット・クラシック』9・10月号

今回は、バレエ関係の記事は少ないです。

・牧阿佐美バレエ団『リーズの結婚』の紹介
・新国立劇場『白鳥の湖』の紹介
・スヴェトラーナ・ザハロワ(Dancers in Bloom)

これだけ。
チケット提携している公演・団体に広がりがないため、掲載する公演やダンサーの数が少なくなるのは、ある意味当然なのですが、ちょっと寂しいですね。

おまけに今号は2ヶ月分の合併号。
大丈夫なのかな、チケット・クラシック。
200ページ以上(しかもカラー多し)の冊子を毎月無料配布していて、費用的に見合うのかと心配してたのですが。

リニューアルするという次号(10/15発行)で、今後の流れが見えてくるでしょうか。

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ナウカ倒産

Yahoo!ニュースを見て驚きました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060822-00000016-maip-soci

かつては、『子供のためのバレエ教室』などを出版し、『ウラーノワの芸術』『マイヤ・プリセツカヤ』などの評論集の発売元でもありました。

神保町の店舗は、現在の予定では8月末まで営業。一部の本は、大幅値下げにて販売しています。
金曜日(25日)に行ってみたら、閉店を惜しむお客さんで、かなり混んでいました。

ナウカのウェブサイトで、通信販売の注文も受け付けています

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・マリンスキー(マリインスキー)・バレエ公演のブログ開始
 http://blog.goo.ne.jp/japanarts_mballet/

・マリンスキー・バレエ公演キャスト変更(8/25)
 http://www.japanarts.co.jp/html/mariinsky_ballet2006/news.html


・吉田都さんがKバレエに移籍
 http://www.k-ballet.co.jp/info/060825news/index.html

2006.08.24 20:09

牧阿佐美バレヱ団『くるみ割り人形』

「公演カレンダー」に、12月の牧阿佐美バレエ団『くるみ割り人形』の情報を掲載しました。

 15日 橋本尚美/佐藤朱実/逸見智彦
 16日 笠井裕子/吉岡まな美/京當侑一籠
 17日 伊藤友季子/青山季可/菊地研
    (金平糖の精/雪の女王/王子)

会場はゆうぽうと。
一般発売は9月6日です。

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新国立劇場バレエ団の海外公演

2008年2月に、ワシントン・ケネディーセンターにて、新国立劇場バレエ団が公演。
演目は、『ライモンダ』、「ドゥエンデ」他。
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/10000500.html

全幕なら、『ライモンダ』よりも、『白鳥の湖』『ラ・バヤデール』『シンデレラ』の方が、新国立劇場の魅力を発揮できると思うのですが。

多くの方が考えることでしょうが、主役はゲストではなくバレエ団の団員でありますように。

2006.08.22 23:40

リンクについての考え方

「新国立劇場のサイトはリンクの制限をしていますが、そちらのサイトは大丈夫なんでしょうか?」という質問をいただきましたので、リンクに対する私の考えの説明を。

新国立劇場サイトのリンクの制限というのは、こちらのページの注意書きのことですね。1.名前・連絡先他を通知せよ、2.リンクはトップページに、という内容です。
当サイトは、もちろん事前に新国立劇場に通知などしていませんし、ご覧になればわかるように、新国立劇場のトップ以外のページに、何度もリンクを張っていますので、ご心配いただいたようです。

まず、勘違いしている方がけっこういらっしゃいますが、あるサイトから別のサイトへリンクを張ることへの法律的な制限はありません。

例えば、著作権情報センターのリンクについての見解は以下の通りです。
http://www.cric.or.jp/qa/multimedia/multi15_qa.html

---引用開始---
リンクを張ることは、単に別のホームページに行けること、そしてそのホームページの中にある情報にたどり着けることを指示するに止まり、その情報をみずから複製したり送信したりするわけではないので、著作権侵害とはならないというべきでしょう。
(中略)
「リンクを張る際には当方に申し出てください」とか、「リンクを張るには当方の許諾が必要です」などの文言が付されている場合がありますが、このような文言は道義的にはともかく法律的には意味のないものと考えて差し支えありません
---引用終わり---
(強調は引用者による)

(「リンク 著作権」で検索すると、他にも色々なページが出てきますので、興味のある方は、ご自分で探してみてください。)

私は、原則として、ネット上の情報に対するリンクについては、制限を加えるべきではないと思ってます。ですから、法的な拘束力がない以上、企業・公共団体等のサイトへは、先方に様々な断り書きがあっても、特に考慮も配慮もせずにリンクしています。

企業・公共団体等のサイトの目的は第一に広報・宣伝のためであり、広報・宣伝のために発せられた情報の所在(URL)を示すという行為を、情報の受け手側が制限される言われはありません。

ただし、個人が趣味で運営しているサイトについては、サイトオーナーの意向を尊重します。
個人運営のサイトは、企業・公共団体等のサイトと異なり、情報の内容が個人の生活に直結していることが多く、不用意なリンクが、サイトオーナー(および、場合によってはその周辺の人々)の生活そのものに大きな影響を与えることもあるからです。不特定多数の人が見ることを前提にしていないサイトにリンクを張ることは、相手にとっては迷惑な可能性が高く、慎重にならざるをえません。

また、生活に影響を及ぼすという大層なことにはならなくても、無断でリンクを張られることを歓迎しないサイトオーナーも多くいることも承知しています。私は事前の断り無しにリンクを張られてもかまわないという立場ですが、個人のサイトは、一方的に情報を提供するより、コミュニケーションを重視する傾向が強いことを考えると、無断リンクが不快という気持ちも理解できますので、リンクする前には許可をとってと書いてある場合は、基本的に断りなくリンクを張るのは遠慮します。

(もっとも、当サイトに対して悪意ある攻撃を仕掛けてくるサイトがあれば、いくら「無断リンク禁止」と表示されていても、こちらからリンクを張り返す可能性はあります。幸いにして過去にそのような経験はなく、まあ、おそらく今後もそうそうないだろうと楽観視していますが。)

長々と書きましたが、上記はあくまでも、私個人がリンクを張る時の(あるいは張らない時の)考え方です。

2006.08.18 22:40

バレエフェスのガラが終わって、ちょっとぼーっとしているうちに、1週間以上間が空いてしまいました。

Aプロ・Bプロ・ガラと見た中で私のベスト3は、以下の演目(順不同です)。

 ・ブーローニュ&リアブコ 「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ
 ・コジョカル&コボー 「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
 ・ステパネンコ&メルクーリエフ 「ライモンダ」

ステパネンコはおそらくケガが治りきっていないせいでしょう、絶好調ではありませんでしたが、風格と存在感はさすがです。
できれば彼女の『ライモンダ』全幕を見たいものですが、年齢を考えると、次の来日時に踊ってくれないかぎりは、見られる可能性は低そうですね。


ベスト(観られて感激!)ではありませんが、キューバのヴァルデス&フロメタ組の「黒鳥」も嬉しい演目でした。
キューバのちょっと独特の振付の「黒鳥」、実はけっこう好きなんです。頻繁に上演されると食傷気味になるかもしれませんが、たまに見るにはいいですね。

「黒鳥」のグラン・パ・ド・ドゥだけは、今まで何度か見る機会があったので、できれば他の場面も一度見てみたいものです。どこかでキューバ国立バレエを招聘してくれないものでしょうか。

ガラに出かける前に、NBSサイトでプログラムの確認をしたら、この黒鳥がどこにも出てなくて、かなり気持ちが盛り下がったのですが、第3部の最後にちゃんと上演されました。どうやら、載せ忘れてたようです。
(今現在も忘れられたままですね。)

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アニハーノフさんの公演日程を更新しました。
12月27日(横浜)と29日・30日(東京)の「第九」です。

12月30日が仕事納めで、1月2日が仕事始め。
毎年のことながら、指揮者とオケは、間に2日しか休めません。

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ひゃら〜りひゃらりこ ひゃりこひゃられろ〜♪

「大集合!NHK人形時代劇 〜「新八犬伝」から「平家物語」まで〜」

8月19日よりCSにて放映!

「笛吹童子」と「紅孔雀」が大大大好きでした。
テレビの前に正座して、毎夕欠かさず見ていたものです。
なのに、どちらも現存するのは初回と最終回だけなんて、許せません(200話以上あるのに)。

「真田十勇士」も「新八犬伝」も3話しか残っていないそうで、一連の人形劇の映像を保存しなかったNHKは、大バカモノですね。
当時の放送をビデオ録画していた人が、今ならまだいるはずですから、探し出して頼み込んで、ちゃんと保存させてもらったらどうかと思うのですが。


CSだと見られる人は限られてしまうのですが、実は今回放映分は「NHK人形劇クロニクルシリーズ」というDVDにもなっています。

「笛吹童子」「紅孔雀」DVD

2006.08.10 23:45

「公演カレンダー」を更新しました。

スターダンサーズ・バレエ団の12月公演は「Approximate Sonata」「リラの園」「スコッチ・シンフォニー」の3本立て。

久々のスタダンの「リラの園」「スコッチ・シンフォニー」、楽しみですね。
「Approximate Sonata」(フォーサイス振付)は、私は未見です。
もしかして、日本初演でしょうか。

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『クララ』9月号

インタビューに登場する方々。

・イリーナ・ペレン
・安達悦子
・湯川麻美子
・ミリアム・ウルド=ブラーム

安達さんと湯川さんは、読書体験の特集に登場。

今月号はDVD付きです。
本誌で連載が始まったバレエレッスンを収録したもので、来年の6月号まで、3ヶ月に1度DVDが付くそうです。

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新国立劇場『ライモンダ』キャスト変更

新国立劇場『ライモンダ』に出演予定だったチェルネンコ&マトヴィエンコ、そろって降板。
替わってダリア・パヴレンコとダニラ・コルスンツェフが出演。
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/10000497.html

感想は特にございません。

2006.08.08 23:19

NBAバレエ団「バレエ・リュスの夕べ」

「公演カレンダー」に、来年2月のNBAバレエ団「バレエ・リュスの夕べ」の情報を掲載しました。

ゲストのラスタ・トーマスは、「ショピニアーナ」と「バラの精」に出演予定。

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本日のコウノトリ

実は巣はこんなに高い所に
風見鶏の台をリサイクルして使ってるような。
(雛はもう巣立ってます。)

2006.08.05 23:45

「世界バレエフェスティバル」Aプロ

4日に「世界バレエフェスティバル」に行きました。
舞台感想以外のメモを。

・開演は18時
 東京では通常、開演時刻に1ベルが鳴り、実際の開演は5分ほど後ですが、今回は17時55分に1ベルが鳴って、指揮者のソトニコフさんが登場したのが18時でした。

・オープンニングの間も入場可
 いつものごとく、音楽+スライドでの演目紹介というオープニング。この間も会場係に誘導されて、席に向かう人多数。

・終演時刻は22時40分

(注:上記はいずれも4日のAプロでのことですから、Bプロの来週はまた事情が変わるかもしれません。)

・プログラムは2500円(全幕特別プロと兼用)
 大きさはいつも通りです。厚さ(と重さ)は2割増し?


スライドでの演目紹介は、バレエフェスが始まったなあとわくわくして好きなのですが、「休憩」の文字はもう少し小さくてもいいなあと思います(と、前回も書きました)。

NBSのサイトに出たタイム・スケジュールを見て、覚悟して(幕間につまむものも準備して)臨んだのですが、さすがに4時間半の公演、楽しいながらも疲れました。

参考までに、前回のバレエフェスのAプロ(平日)は、今回と同様18時開演で、終演は21時50分頃。15演目で出演者は26人。
(今回は19演目32人。もしかしたら、多少数え間違いがあるかも。)

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会場でもらったNBSニュースによると、来年11月にバーミンガム・ロイヤル・バレエ団を招聘。
演目は『コッペリア』と『美女と野獣』だそうです。

2006.08.02 21:21

新装開店

「アンドレイ・アニハーノフ公演日程」を更新しました。

バレエの日程と合わせて見ると、演奏会はこれでほぼ全部かなと思いますが、日程を詰め込むだけ詰め込むのが光藍社ですから、もう少し増えるかもしれません。
11月27日の杉並と12月2日の大阪の間が4日ありますから、ここで西の方のコンサートが予定されているのかな。それと例年通りであれば、12月29日・30日も演奏会がありそうです。

11月27日の会場である杉並公会堂は新しくなったのですね。
「日本有数の音響効果を誇る本格派」の言葉通りであれば、お客にとってもオーケストラにとっても嬉しいことです。

ここは、日本フィルハーモニー交響楽団のフランチャイズホールでもあるそうです。


新しくなったといえば、渋谷公会堂も10月1日に新装オープン

往時には頻繁にバレエが上演されていた渋谷公会堂も、新しいホールがいくつもできたせいか、最近ではほとんどバレエ公演がありませんが、リニューアルを機にまたバレエ公演が増えるのでしょうか。

私はこのホールに1998年のバレエ・フィリピンズ公演で1度行ったきりですが、客席の椅子に年季を感じた記憶があります。サイトを見ると、当然椅子も新しくなるようで、座りごこちの良いものになっているといいですね。

しかし、ちょっとこの絵の椅子の形に嫌な予感が。
文京シビックホールやパーシモンホールの使用感の著しく悪い椅子と同系列のような気がします。座席部分の跳ね上がり具合が、なんとなく怪しい。どうか杞憂でありますように。

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さて、明日はいよいよ世界バレエ・フェスティバルAプロの初日。

AプロもBプロも、平日のバレエフェスの開演時刻は午後6時ですので、お間違えのなきように。

皆さん、もうご存知でしょうけど、また演目に変更が出ています。
http://www.nbs.or.jp/news/detail.php?id=387